2017年10月26日

アルバイトは就活に役立つのか

「私は、現在飲食店でアルバイトをしており・・・」

普段就活支援をしていると、
大学生の多くがアルバイトで学んだことを
自己PRに使用しています。

しかし、採用担当者の中にはアルバイトの経験は
全く評価に値しないと断じる人もいます。

実際はどうなのでしょうか。

■■

当たり前のことですが、人が人を評価するので
微妙に観点は異なります。

アルバイトをどう評価するかは、評価担当自身が自らのアルバイト経験をどう感じているかに尽きるのではないでしょうか。

しておいて良かった!と思う人は似たようなアルバイトをしている学生に期待するだろうし、

不要だった!と思う人は評価しないでしょう。

(ちなみに私は前者です。仕事内容によりますが・・)

では就職してからの実業務や社会人生活で、学生時代のアルバイト経験の何か活きるのか?について考えるとさらに整理できそうです。

・コミュ力
・笑顔

などのPRは、厳しいのではないかと思います。言葉で言わなくても少しコミュニケーションしたら分かるからです。

・責任感
・仕事の速さ

これらも、自己認識より周りからの評価を入れるべきです。

お客さんに褒められたエピソードを話す人もいますが、
そんなひとつの事件より毎回一緒に長期間(時間)過ごしている、
同僚や社員(バイトからすれば上司)からの評価の方が信憑性の面でも◎です。

たまに
・新人バイトの育成担当をしてます!

と声高らかに話す人もいますが、面接相手は大抵人材採用、育成のプロです。他のネタを伝えた方が無難です。

そんなことをふと思った神戸の大学からの帰路でした。  


Posted by Hamanaka at 15:50Comments(0)日記