2010年07月28日

誕生日

6年前の今頃、産婦人科の分娩室にいた。

今から数時間後、日付が変わって長女が生まれた。

すぐに抱っこさせてくれたのだが、小さすぎて軽すぎて、なのに泣き声は大きくてパニック。

テレビとかで出産シーンを観ることはあったが、直に体験するのは全然違う、というより動転してよく覚えてない。

ただ、生まれた瞬間のシーンだけはしっかりと覚えている。

日に日に成長を感じる度に、その瞬間のことを思い出す。

先日も初めてのピアノの発表会だった。
ドレスを着て、一生懸命弾いた曲は、すでに親父の出来ないことを出来る歳になったことを感じさせた。

観に来ていた祖母(私の母)がその姿を見て泣いていた。

「何泣いてんの(笑)」と言い放ち、ビデオを撮影するふりをしながら実は私も泣いていた。

子を育てるということは、親を感じることでもある。

そんなことを最近考える。






【感動空間】私たちは、「絆」を創造します

  


Posted by Hamanaka at 22:41Comments(0)日記