浮かれない、見失わない

Hamanaka

2010年09月23日 21:55

運気的にも絶好調と言われていたのだが、
確かに新規案件が増えた。

しかし、
活動範囲が拡がれば必然的に新しい「うまそう」
な話が持ち込まれる。

競合が増えてやや頭打ちの1事業を、どうしたものかと思っていた矢先、
海外のある国に活路がある!的な話を聞いた。
興味がわいたので、現地の方々が京都に来るタイミングに
合わせて、善は急げと交流会に参加した。

しかし、色んな意味で「10年早い」と思い知らされた。
語学しかり、対日感情は想像しているものに比べ悪いとは
言わないが、とにかく違った。仕事をするイメージに至らない。
臆したわけではないが、「違和感」という表現がしっくりくる。
浮かれている自分への警鐘だと解釈し、タクシーを飛ばして
別のスタッフにお願いして休むつもりだった「現場」に戻った。
無性に戻りたくなった。やっぱりお客様との接点は、いい。
一瞬でいつもの自分に戻れる。

起業してはや7年目。
来月10日には4回目の会社創業記念日を迎えるが、
苦労は忘れても、挑戦と地道さを忘れてはいけないと改めて思う。

私の先生の1人、
社会経済生産性本部主席コンサルタント寺沢俊哉氏の
著書を今読んでいるが、

「素晴らしい経営者とは、社員に安心してフルスイングをさせる」


とあった。いい格言である。
今までは自分のスイングばかりに気を取られていた。
仲間たちにはどんどんフルスイングしてほしい。
私は三振で帰ってきたみんなに、「当たってたら場外やで!」と
笑顔で言える器を目指し、自分を高めて行きたい。

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