2010年11月06日

感動体験が人間を変える

今日はとても静かな1日である。

朝から、私をのぞく家族が出かけ、
秋晴れの陽がよく差し込む1Fで、ゆっくりとお茶片手に
PCに向かって楽しい仕事をしている。

昨日は、某広告業界の同級生人事の方と食事に行った。

失礼ながらトークになめらかさのある方ではなく、
どちらかと言えば訥弁な方でありながら就職活動生には
絶大な人気がある。

彼女のプレゼンテーションを私も何度も聞いているが、
ハートが技術を超える瞬間を何度も見せて頂いた。
「上手い」と「巧い」は違うのだ。


そんな彼女は採用における様々な感動話を語ってくれた。


最終で不採用になった学生が、彼女に一言御礼を言いたくて
電話をしてきてくれて総務の部屋の中で大泣きしてしまったこと。

さらに後日その学校に説明会に行ったら最寄駅で待っててくれたこと。

1つ1つの出来事が、
彼女の仕事に人間味と厚みをもたらしているのだ、
と感心しながら聞き入ってしまった。

そう、いつも引き込まれるのである。


最近の若者たちに欠けているものは、感動ではないかと思う。
やりきったり、突き抜けてこそ得られる大きな感動を知らない。

というより、知る機会を与えられていない。気の毒である。

だから

「いままで一番頑張って取り組んだことは?」

という問いに

「自動車免許の取得です。」

なんて答えが来るんだろう。
悪くないけど、長年生きてきて他にないのかな~と思う。


そんな若者たちに、仕事を通して感動を与えられる存在こそ、
私の目指す1つのゴール。(期限つき)


毎日に感謝しつつ、周りに感謝しつつ、着実に進む。  
タグ :感動


Posted by Hamanaka at 14:55Comments(0)日記